Chigasaki Cat's Protect

茅ヶ崎市内限定で活動している猫専門保護団体です。茅ヶ崎市と飼い主不明猫対策として協働事業を行っております。茅ヶ崎に住む野良猫のTNR活動(捕獲→不妊・去勢手術→リリース)及び保護した猫たちの里親探し、猫飼育に関する啓発活動を行っています。 2011年6月活動開始。 茅ヶ崎の野良猫達を守ろう・見守ろう・増やさない。依頼などはchigasakicatprotect@yahoo.co.jpまで。

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【世田谷立てこもり殺人事件】

記憶に新しいと思いますが
先日世田谷区の住宅街で殺人事件が発生。
犯人もその場で自殺しました。

この事件、背景にあったのは近隣トラブル。

「近隣トラブル」という文字で終わらせるには
私自身にとってはちょっと終わらせたくないので
よく考えていただくきっかけになればと思っています。


自殺した犯人は殺害された女性と猫をめぐったトラブルがあったようです。

多分事の発端は
小さなことだったと思います。

でも
我慢の限界っていうものは
人それぞれありますから。

他人事に思わず
この事件をきっかけに
自分の今やっていることを
見直すことが出来ればなと思っています。

多分最初は猫が原因でのトラブルじゃなかったんじゃないかな。

他の事で一度もめて
それからちょっとしたことで相手に対して不快感を募らせて
最終的に「猫をこれ以上増やしてどうするんだ!ニオイは酷い、糞尿撒き散らす!」ってなって
「猫なんて殺してしまうぞ!」みたいな流れじゃないのかなと・・・





先日、市役所で環境保全課の担当者さんと
打ち合わせをしました。

大量の資料のうち半数以上が苦情です。

猫の。


CCPは猫専門なので
犬の苦情に関しては一切手を出せませんが
猫に関しては
知るべきこともあります。

市と話し合いをしていて
2つの現場を提示されました。

ここをTNR対象地区にしたいとの事。

でも写真を見る限り
TNRじゃダメだなと。

1件はTNRでOKだと思ったんですが
もう1件は保護も含めないとNGでしょうな。。。って事になりました。

実はその1件の現場というのが
提携ボランティアさんが既に現地入りしていて
対応をどうしようかと相談してきた現場の目と鼻の先。

ボランティアさんが相談してきた現場には6匹のニャンコが居ました。

そこは既に近隣から匿名で「猫被害で迷惑している」といった内容の通報があったようです。

つまり、猫が絡んだトラブルが既に起こっている。
匿名で通報してきた方は猫に対して何らかの被害を受けていることになります。


この現場対応をどうしようかと相談を受けていて
私も一度視察してからだなと思っていた矢先でした。

通報を受けて現場で餌を与えていた方は餌やりをやめてしまい
10匹くらいいた猫たちのうち
数匹が行方不明。

でも6匹は居ついています。
痩せているそうです。

ご飯をもらいたくて待っているそうです。

餌を与えていた以上、
近隣に迷惑を掛けないように
管理をした状態で継続して世話をしてほしいのですが
たいていの人が
餌やりをやめてしまいます。

これがきっかけで
今回市が把握した現場にも飛び火したと
私は推測していますが・・・



餌を求めてさまようタイプの子は
新たな居場所を求めてたどり着いた場所に居つきます。

そこでご飯をもらえると分かれば
仲間を連れていったり
情報を共有していきます。

でも仲の悪い子には教えませんし
縄張りを作って立ち入りさせません。

だから弱い子は死んでしまうのです。

瞬や昴がいた現場を見ていれば良く分かります。

私たちがいくと1匹が気づけば
みんなを呼びに行きます。
「ご飯の人きたよー!!!」って。
ご飯の人きたよーって言う前に
先に自分がたらふく食べてから
「ご飯の人きたよ?」ってのんきに呼びに行くときもありますけどね。

でも仲間じゃない子がくると
とたんにみんな逃げるor戦います。

シャーが来たときを思い出してもらうと分かると思いますが
メスたちと瞬も曇も逃げました。
そして昴だけが残り縄張りをも守りました。

それだけ仲間を大事にするんです。
猫って。

単独行動ばかりして
喧嘩ばかりしているイメージが強いですが
実は猫も縄張りの中にお友達が色々居るんです。
譲り合って助け合って生きているのが野良猫さんたちなんです。

育ちが飼い猫だと
温室育ちの子が多いので
そういう関係にはならないですけど
でも猫って喧嘩が嫌いで平和主義者です。

嫌いな相手が居ても
喧嘩せず
目を合わせず
極力出会わないようにします。

それは家の中でも外の子でも同じ。

弱い子は強い子のところにいけば
喧嘩になるし負けてしまうから
今のところに残ってなんとか生きていくしかありません。

たまに優しい子は
ご飯を搬送したりして
お友達を助けたりしている子もいるみたいですけど。




今回の市が立ち入りした現場は
子猫がほとんどでした。
10匹以上いると思います。

写真で見る限り1歳未満の子が2~3匹で
それ以外はみんな子猫かなと。

この夏生まれの子でしょうね。
母猫は今年の前半に生まれた子でしょう。

近々視察に行きますが
結果的には
人間の都合で振り回されながらも
必死に生きる猫たちがそこに居るって事。

生きること以外選ぶことが無いのです。

人間は簡単に自らの命を絶つという手段も選べますけど
彼らは自ら命を絶つなんて事しません。
ただがむしゃらに生きる。

生きるためにどうしたらいいか
それだけを考えて生きています。


生きるも死ぬも害獣扱いされるかも可愛がってもらえるかも
人間次第です。

可愛がってもらえてたのに
捨てられて
害獣になってしまう子達だっていっぱいいます。

人間の裏切り。
人間の身勝手。

それに振り回されてきた猫たち。

そろそろ
そういう関係を断って
猫が人間を振り回す時代が来ちゃうかもしれませんよ・・・

猫が世界制服とか
実は考えてたり・・・
映画でありましたよね。

なんだっけ。
タイトル。

猫が世界制服を企んで
人間を操って
それを阻止するために
犬たちが活躍する映画(苦笑)



話がそれましたけど・・・・


私は保護もします。
TNRだけでは
追いつかないのです・・・


なぜかというと
住宅密集地じゃない広い空間がある現場の中で
数匹の現場ならTNRでもイイって思うんですが
10匹単位の子達を住宅密集地でTNRにするとなると・・・
糞尿被害は改善されませんし・・・


・・・さらに人馴れしているとなると
そこが猫捨て場となってしまうことがあるのです。

警戒心の強い子はリリースしているのは
それだけ人目につかないように生活しているからです。

ノンビリ過ごして人馴れして人にご飯を強請ったり
甘えたりするような猫たちをリリースしてしまうと
そこで通行人などまでもが餌を与え
ここに捨てれば猫は死なないと判断した人間が
そこに捨てに来るようになるのです。

そういう悪循環を断つためには
保護も必要なのです。
そしてなによりも猫被害にあっている方々にとって
数が減らないということは
糞尿被害が減らないということ。

速やかな改善とならないので
苛立ちやストレスは減らないのです。

そうすると
トラブルに発展して
最悪こういう世田谷の事件のように
なってしまうこともあるのです。

猫の数が多ければ多いほど
糞尿や喧嘩の声などが増えますから・・・

少しでも減らすことが
第一目標で
TNR及び保護という現場が多いのです。

今さえ改善できればいいという考えで猫活動していたらきっと終わりはありません。
10年後を考えて活動しないと
結果的に同じ現場にまた入ることになるんだと思っています。

5年後、10年後のことを考えた活動は
それなりに無理難題もありますが
結果的に悪い結果には成らないと思います。

保護しすぎて
メンバーさんたちから
悲鳴が聞こえますが・・・(苦笑)

一時預かり先さえ確保できれば
里子に出せそうな子は極力保護したいのです・・・
野良猫という存在を消して
家猫を増やす。

現場も増えますが
増えただけ啓発が進みます。

今は非常に苦しい中でやってますが
かならず実を結ぶと信じて
茅ヶ崎市とも協力し合いながら
日々努力して
1匹でも多くの子に
家猫になってもらって
ノンビリと猫ライフを送ってほしいと思います。

そしてセンターへ茅ヶ崎からの持込ゼロで
殺処分ゼロ達成できますように。

他市が無理でも
茅ヶ崎だけでも変えていきたい。

茅ヶ崎が変われば
処分数は
一気に減りますから・・・

愛誤も減らしたいですしね・・・。

間違った愛情は
たくさんの人を苦しめ
たくさんの生き物に死を与えてしまうことを
知ってもらうために・・・

さて。今夜も現場入り。

頑張ります。

***********************************
(2012年10月11日07時37分 読売新聞)
東京都世田谷区野沢の住宅街で、男が女性を日本刀で切りつけた事件で、意識不明の重体になっていた女性は10日午後、搬送先の病院で死亡した。

 警視庁は、女性が現場の民家に住む久保節子さん(62)とみて身元の確認を進めている。男は向かいに住む元警視庁警視、徳永重正容疑者(86)で、事件後、女性宅に立てこもって自殺した。

 徳永容疑者は久保さんが世話をしていた多数の猫などを巡りトラブルになっていたといい、同庁は近く、容疑者死亡のまま殺人容疑で書類送検する方針。

 同庁幹部らによると、徳永容疑者は10日早朝、玄関先の植木に殺虫剤をかけていた際、久保さんから「私の猫にかかってしまう」と抗議され、口論になった。2人はいったん自宅に引き返したが、午前11時過ぎ、再び激しく言い争っているのを近所の住民が目撃している。

 久保さんは11時30分頃、「農薬をかけられた」と110番。その直後、徳永容疑者に日本刀で切りつけられたとみられる。徳永容疑者は事件後、久保さん宅に立てこもり、午後1時40分頃、玄関で首から血を流して倒れているのを捜査員に発見された。近くには凶器とみられる日本刀(刃渡り約55センチ)があり、同庁は自ら首を切ったとみている。

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