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Chigasaki Cat's Protect

茅ヶ崎市内限定で活動している猫専門保護団体です。茅ヶ崎市と飼い主不明猫対策として協働事業を行っております。茅ヶ崎に住む野良猫のTNR活動(捕獲→不妊・去勢手術→リリース)及び保護した猫たちの里親探し、猫飼育に関する啓発活動を行っています。 2011年6月活動開始。 茅ヶ崎の野良猫達を守ろう・見守ろう・増やさない。依頼などはchigasakicatprotect@yahoo.co.jpまで。

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9/30実施報告 TW地区 U邸① 黒 メス 成猫 TNR報告 【管:2019-063】

2019/9/30実施報告

トキくんわちちゃんのお母さんです。

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床下で育児する前、
他のお家の敷地内で出産したと思います。
このお家に到着したのはお引越し2回目くらいかな・・・
子猫たちは床下でお母さんの帰りを待ち
お母さんが帰ってくると床下から出てくる。
完全に野良なお母さん。
人間に依存する部分はご飯だけ。
それ以外のことは依存していません。
子猫を連れたお母さんを見つけて
相談者さんが餌を与えて
お母さんの栄養を何とか満たそうとしてくれました。
だけど子猫は保護して野良にならないようにしてあげたいという思いで
相談をしてくれました。

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この黒猫さんの発生源も
ある程度特定できたのですが
そちらは先日キャットセカンドライフ「赤い毛糸」さんがTNRしてくれました。
実はそちらのTNRの報告を受けたあとにこの現場の相談があり
あれれ?住所が近いな・・・と思っていました。
で、TNRした猫たちと保護された子猫たちの感じをみて
血縁関係があると思いました。
(そっちの現場でもお母さん猫のTNRと子猫の保護になっていたので)

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長期戦になると思ったけど
お母さん案外早く捕まえられてよかったです。
お腹ペコペコだよね・・・
育ち盛りの子猫3匹抱えてたら・・・
食べても食べても
赤ちゃん猫たちに吸い取られていくもんね・・・

今の時期は離乳期に入り
お母さん猫は餌を得て
お腹の中に一度入れて
柔らかくしたものを子猫たちの前で吐き出して与えたりしています。
あくまでも餌場と育児場所の間だけ・・・胃の中に入れて餌を移動させるためだけの状態。
そりゃお母さんお腹すきます。。。
おっぱいも飲ませていますし。

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野良猫のお母さんが毎日命がけで餌を得るしかない状況での育児。
交通事故にでもあったら
子猫たちの命も危険にさらされるわけです。
この時期のお母さん猫はとてもピリピリとしています。
イライラしてるといってもいいくらいに
攻撃性もUPしています。
すべては子猫を守るため。
そんなお母さんを何匹も見ています。
そのたびに胸が痛くなります。

こんな思いするお母さん猫減らしたい・・・そう思うのです・・・

人間は増やすだけ。
猫の気持ちなんて関係ない。
餌だけ与えて子猫見れて満足する給餌者もいれば
今回のように育児してるお母さん猫を見つけて
なんとかお母さんに栄養と・・・子猫は保護してあげたいという思いで
あちこち相談をして回ってくださった相談者さんのような人もいます。

すべての相談者さんが
後者の方みたいだったらいいのに。
外で生きる猫たちの過酷さは本当に人間が思う以上のもので
CCPを立ち上げてから現場の99%私が対応していますが
現場に出れば出るほど
こんな思いをして頑張るお母さん猫を減らしたいっていう思いが募る。
そして不孝にも野良猫として生まれ育った子猫たちを見て
何とか救ってやりたい。家猫として生きる道を・・と思ってきました。
カラスにやられて命を落とした子猫、
車にひかれて命を落とした子猫。
ウイルス感染して命を落とした子猫・・・
風邪をひいてボロボロな姿になり
力尽きてしまった子猫・・・
たくさん見てきています・・・
だからこそ余計に
外猫として生きることの過酷さは
身をもって経験しているつもりです。。。
多分、ボランティアさんはそういう現場に出れば出るほどに
こんな思いをする子を減らしたいという思いは募るばかり・・・

なのに増やす人たちは減らない。
どうしてなの?こんな姿になっても平気なの?なんで?!
どうして餌しか与えないの?
どうして手術しないの?って疑問ばかりが貯まっていく。

理不尽なことを言われるボランティアさんもいる。
攻撃されるボランティアさんもいる。
寝る間も惜しんで現場に出ても
給餌者に邪魔されて捕獲出来ないで苦しんでるボランティアさんもいる。
現場に出れば猫をめぐって様々な視点で物事を考える「人間」がいる。
同じ目線で猫を見ていたら、きっとボランティアなんて活動しなくても
不孝の連鎖は起こってない。

同じ目線で猫を見ることが出来ないからこそ
トラブルが発生して
結局犠牲になるのは猫たち。

人間の都合に振り回される猫たちが
せめて・・・茅ヶ崎市内から減らせるように。
そういう思いで活動をしています。

このお母さんの手術が終わったとしても
増やしている人間がいる以上
まだまだ終わりはない。
それにこうして保護出来る子猫たちはほんの一握り。
たった数十匹の猫たちを保護して家族をみつけてあげられたとしても
その何十倍の猫たちが
野良として生きる道しか与えられない。

その悔しさは
現場で動いている人間にしかきっとわからない。
救おうと思う気持ちが強ければ強いほど
自分の無力さに悔しい思いをするボランティアさんが増えていく。

事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてんだ!

っていつも私は言ってて
だからこそ市の職員さんたちには
現場に出てもらっています。

その目で現場を見て
その目で命を見てくれと・・・

だから今の職員さんたちは
保護できた、保護できなかった、
TNRできた、捕獲できなかった、
こんな子がいる、どうにか出来ないだろうかという出来事に
一喜一憂してくれる。
一緒に頑張ってくれています。

皆さん動物大好きなんですよ。
何だかんだ言っても
お役所仕事だとか言われたとしても
自分たちがやれることに限界がある中で
もがき苦しみながら
個としてじゃなく組織として対応をしなければならないことに
苦しんだりもしてるんです。

一緒に悔しがったり
一緒に喜んだり
一緒に汗流して
茅ケ崎の職員さんたちは頑張ってくれています。
私は素直に
茅ケ崎の職員さんたちを評価しています。
頑張ってくれているって。

上の人たちは現場のこと知らないだろうけど
現場で働いてる人たちは
誰よりも今の歯がゆい状況をどうにかしたい・・・でも出来ない・・・
悔しいって思ってるんです。
私たちボランティアの悔しい思いも理解してくれてます。
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お母さん猫たちの苦労も
わかってくれる市民がもっともっと増えたら
手術してあげようって思ってくれる市民が増えてくれると思います。
ボロボロになっても
自分の命より子供たちの命優先に生きてる
野良猫として生きるお母さん猫たちの苦労を分かる市民が増えてくれるといいな・・・
そしたらもっともっとTNRが進むし
もっともっと自分でTNRを進めていこうって思う人が増えてくれると思う。。。

このお母さん猫は
私が捕獲機を回収しにいった日の夜、
誰かに逃がされたキジトラの子を連れて
お引越ししていきました。

誰かがね、やっと保護できたキジトラの子を
勝手に捕獲機開けて逃がしちゃったんです。
勝手に人の家に侵入して・・・
勝手に逃がしちゃった。
だからそのキジトラの子は
野良猫として生きるしかなくなった。
逃がした人は善意で逃がしたんだろうと思います。
保健所の捕獲器だ、このままじゃ殺処分されちゃう!って思っちゃったのかもしれません。

でも真実はそこに無くて
勝手な思い込み。

野良じゃなく家猫として暮らせるチャンスをその人はこのキジトラから奪った。
だからね、スタッフさんとも話し合って
今後捕獲機にもう少し工夫をすることにしました。
もうね・・みんなで悔しくて泣きましたよ・・
もちろん依頼主さんが一番悔しがってた。
だって、やっと保護できたんだよ。
3日かかってやっと保護できた子。
それを逃がされた。

お母さんと合流し
子猫はお母さんと一緒に本家(本来餌を与えていた給餌者宅)に向かって夜道を歩いているのを見かけました。
お母さんにとって、子猫を抱えながら生きていくことは大変。
子猫にとってもこれから兄弟と離れて一人でお母さんを待たないといけない。
とっても危険な状況になります。
これから寒暖差も激しい。
お母さん猫は本家に子猫を移動させる以外に方法が無かったと思います。
だって、子猫一人ぼっちで暖を取れないでしょ。
お母さんつきっきりじゃ餌を得られないでしょ。

捕獲機から逃がした人は
どうしてその家主に確認しなかったの?
どうして勝手に人の家に侵入して捕獲機開けちゃったの?
どうして逃がしちゃったの?

悔しくてたまらんですよ・・・

だからこの報告記事もUP出来ませんでした。悔しすぎて。
思い出すと悔しすぎるんだもん。
あの夜道を親子で歩いて引っ越しする姿、
相談者さんたちと共に見つけたんです・・・

お母さんと合流できたんだ・・ってホっとした反面
これから起こるであろう出来事を考えると
保護してやりたかった・・・って思いが強いですよ。

外猫として生きる生活は過酷なんです。
人間が思うほどラクじゃない。ノンキにノンビリと日向ぼっこ。
のどかな毎日なんかじゃないから。

もし逃がした人がこの記事見てくれてたら
家主さんに謝ってきてほしい・・・
ご近所さんも安心して眠れないほどに
この親子猫のことで何とか救ってやりたいって必死だったんですよ。

もうキジトラの子猫はTNRするしかないけれども
TNRできる月齢になるまで無事に育ちますように。
風邪ひいたりしないように・・・
カラスやハクビシンにやられませんように・・・
オス猫に追い払われたり噛まれたりしませんように・・・
病気になりませんように・・・
交通事故にあいませんように・・・・

願うしかできないこの思い・・・
悔しいなぁ・・・

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