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Chigasaki Cat's Protect

茅ヶ崎市内限定で活動している猫専門保護団体です。茅ヶ崎市と飼い主不明猫対策として協働事業を行っております。茅ヶ崎に住む野良猫のTNR活動(捕獲→不妊・去勢手術→リリース)及び保護した猫たちの里親探し、猫飼育に関する啓発活動を行っています。 2011年6月活動開始。 茅ヶ崎の野良猫達を守ろう・見守ろう・増やさない。依頼などはchigasakicatprotect@yahoo.co.jpまで。

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12/27実施報告 MO地区 NJ邸 キジ白(アメショMIX) オス 成猫 TNR報告 【管:2019-119】

2019/12/27実施報告

この子は保健所の事前調査時にいることが把握できていた子で
別に給餌者さんがいらっしゃいます。

保健所から調査時の写真を送ってもらったとき
この子の年齢やら体重やら病気のことを想像しました。
体重・・・相当重そうだ・・・
年齢は5歳前後・・・
病気・・・エイズキャリアかな・・・って。

喧嘩は強そうだし
捕獲機破壊されないようにしなきゃなーって思ってました。
保健所からの情報だと
黒白って言われてたけど・・・
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夜にやっと捕まりました。

そしたらキジ白で
それもアメショMIXでした。
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超狂暴でした。
これこそまさにオス。。。。
野良のオス。。。
そういうパワーのあるオス猫でした。

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だけどアメショ柄がしっかり出ていました。
悲しいよね・・・
本来日本には居ないアメショ柄。
純粋な日本猫ではありえない柄。
これが野良としてズビズビと鼻水垂らしながら
野良生活してんだから。

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肩のほうに怪我がありました。
喧嘩傷でしょうね・・・


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ガッチリしたボディは
人間でいえばマッチョタイプ。
パワーもすごい。
犬歯丸出しでシャーシャーいいながら
ネコパンチしまくり。
とびかかってこようとします。


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鼻水流して風邪でしょうね・・・
そして多分ですけどエイズキャリアかなって感じがしました。
毛艶やら体調考えると
多分・・・だろうなと。

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彼らはスキで野良ネコになったんじゃありません。
彼らはノネコの種類じゃなく
イエネコの種類。
つまり野生動物ではありません。

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本来ならば
飼い猫として育ったはずの命が
人間の身勝手な判断で
野良猫として生きなければならなくなった。
全部人間のせい。
猫は悪くない。
彼も悪くない。
ただ、人間の犠牲になっただけ。
なのに糞尿被害で嫌われ
水をかけられ砂をかけられ石を投げられ
時には毒を与えられる。
そして時には交通事故にあい命を奪われ
時には病気を発症しても
病院に連れて行ってもらえることもなく
苦しみながらその最期の時を迎える。
本当なら、人間とともに温かいお家の中で
安全で穏やかな毎日を過ごせるはずなのに。
野良猫として生きるしかない子たちにまってるのは
過酷な時間。
その過酷な時間をただ生きる。
本能に任せて必死に生きる。
子孫を残し縄張りを主張し
食べて出す。
ただそれだけをしている。
生きているだけなのに。
存在を否定され
悪者扱いされる。

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理不尽な世の中で
必死に生きてる。
ペットショップに並んでたら
この子の柄と似たような子が
何十万という価値を付けられ売られてるのに。
この子は野良猫として生きている。
ただそれだけで
害獣扱いされる。
何だろうね。同じ猫なのに。
寒さに震えながら
生きている。

野良猫として生きている子たちで
給餌者が不特定多数の場合
熟睡をしたことがない子が殆ど。
いつ敵が来るのか
いつ給餌者が来るのか
その音を聞き分けなければ生きれないから
熟睡をすることはめったにありません。

外で過酷な生活を強いられていた子ほど
保護した後の熟睡レベルは尋常じゃないです。
死んでしまったかのように安心して爆睡。
やっとご飯の心配もせず
寒さの心配もせず
安心して眠れるんだとわかったら
今迄寝てなかった分を取り返すように
起こしても起きないくらい爆睡しますし
精神的な面が落ち着くまでは
異常なほど食べます。
異常に食べて異常に眠る。

そういう子を見てるからこそ
外猫が生きることの大変さを私は知ってるつもりだし
減らしたいと思っています。

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近所の糞尿被害にあっている方からの情報だと
2月ころになると喧嘩の声がひどくて・・・ってことでした。
丁度発情期の喧嘩がピークに達するタイミングです。
もうこのエリアでそういう声を聴かなくて済む日が来るといいな・・・
この子ももう、喧嘩しないで落ち着いて残った猫生を全うできるといいな・・・
そう思ってリリースしました。
TNRでしか対応が出来ない現場は
本当にいつも・・・悔しいって思いますよ。
元に戻すなと言われたりしますから・・・

戻したくて戻してるんじゃない。
戻す以外に方法が無い。
お金もない。土地もない。
捕獲して手術して保護してあとはのんびりできる環境を作ってあげられたらっていつも思いますよ。
リリースしなきゃいけない、リリースするしか方法が無い状況を
変えられたらいいのにって。
でも現実的にそれはできない。
だって年間何匹TNRしてるんでしょうね。
年間100匹以上TNRしてます。
去年、おととしだけで500匹以上TNRしています。
年間それだけの猫たちを受け入れてたら
破産どころかお世話できるわけがない。
そんなことが出来ないから
給餌者が責任もってリリース後のお世話をするように
してもらうしかない。

安全が100%じゃない環境にリリースしなければいけない現実は
どこのボランティアさんも自問自答してると思います。
悔しい思いをしていると思います。

保護できる数は
本当に限られているから・・・
だからこそ保護できた子たちが
二度と不孝にならないために
譲渡も慎重になります。

譲渡条件だのなんだの煩いとか
生意気だとか
もらってやるんだから文句言うなとか
いわれることも多い譲渡ですが
いやいや、奥が深いんですよ・・・って言いたいもんです・・・。
こんな風に活動しているボランティアさんの思いを
理解しろとは言いませんが
知ってほしいって思います。
我々がどうして
譲渡する際にこだわりを持っているのか。
こんな現実を常に見てるからこそ
保護された猫たちへの思いがどれほどのものなのか
少しでも感じてもらえればって・・・


ただ捕獲してTNRすりゃイイんじゃない。
安全でTNRした猫たちがこの先しっかり生きていけるように
彼らが生きるための安全な手術をしてくれる獣医さん探しだって重要だし
手術して終わりじゃない。
TNRが終わってからが本当の意味でのスタート。
保護して譲渡したとが本当の意味でのスタート。

だって彼らは生きてるから。
幸せになる権利を持ってるから。

だからこそ1匹1匹への思いは
保護猫だろうとTNR猫だろうと
今以上に幸せになってほしいという強い思いをもって現場対応してるし
これ以上負の連鎖が続かないよう改善が出来なきゃ意味がないって思っています。


2019年4月1日から119匹のTNRが終わりました。
まだ現場は残っていますが
残り3か月。今年度中に
どれだけの現場を回りどれだけの現場の状況改善が出来て
どれだけの現場の猫たちに今よりも穏やかに暮らせる環境を提供できるのか。
糞尿被害にあっている方々に
今より改善された環境を提供できるのか。
頑張ります。
頑張る以外にないんです。
そして市民にもっと意識を持ってもらい
今後は自分たちの力で自力でTNRをできる市民を育てなければと思っています。
いつまでも行政やCCPに丸投げするんじゃなく
市民自らが意識をもって外猫たちに目を向けて
環境改善をしていこうって思ってもらわないとです。
令和2年度には
協働事業枠のTNR数は減らそうと思っています。
減らなければならないと思っています。
予算が減ることが目標です。
TNRしなければならない猫が減ってることが目標です。

あと3か月。
戦い続けて結果を出せたら
また一歩一歩進めるかなと思います。
市民の皆さん、どうか意識をもって猫たちの今を知ってください。
意識をもって猫たちと接してください。
そして自分の力でもなんとかできることを知ってください。


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キジ白(アメショ柄) オス 成猫 去勢手術済み フロントらイン済み 耳カット済み コンベニア

| 2019年度 どうぶつ基金【行政枠】 | 22:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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