Chigasaki Cat's Protect

茅ヶ崎市内限定で活動している猫専門保護団体です。茅ヶ崎に住む野良猫のTNR活動(捕獲→不妊・去勢手術→リリース)及び保護した猫たちの里親探し、猫飼育に関する啓発活動を行っています。 2011年6月活動開始。 茅ヶ崎の野良猫達を守ろう・見守ろう・増やさない。依頼などはchigasakicatprotect@yahoo.co.jpまで。

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東日本大震災から6年。 同行避難と同伴避難について。

2017/3/13情報UP

3月11日から6年が経過しました。
地震と津波、そして原発事故によって
多くの命を奪われました。

人間だけでは無く
動物たち。
ペットや家畜も。

その後平成27年9月の関東・東北豪雨があったり
平成28年4月の熊本の震災が発生し
改めて災害時に生き抜くためにはどうしたらいいのかを
考えさせられることは増えてきたと同時に
家族であるペットと共に生き抜くためにはどうしたらよいのかを考えなければならない状況も
再認識されてきています。

CCPでは譲渡の際
CCPのオリジナル猫飼育冊子を配布しています。
その中には災害時の避難について説明させていただいています。
何を持って逃げればいいのか、
災害時に大事な家族を守るために日頃から何をしておけばいいのか。
諸々記載されていますが
今話題となっているのが「同行避難」と「同伴避難」について。

熊本の震災で多くのトラブルの原因になったのが
「同行避難」と「同伴避難」の誤解だったと思います。


改めて同行避難と同伴避難の違いについて説明をします。

「同行避難」とは
災害が起きた時に、飼い主とペットが同行し、安全な避難所まで避難すること。
この場合、あくまで避難所までペットと同行して避難することを指し、
避難所で同室内で過ごすことができるかどうかはまた別の話。
あくまで、ペットと一緒に安全に避難することを提示。
環境省がガイドラインで掲げているのはこちらの同行避難になります。


「同伴避難」とは

同行避難と違い、災害時にペットと飼い主が同行し、
尚且つ、避難所でも一緒の空間で過ごすことができる避難。

熊本地震の際、竜之介動物病院さんが飼い主とペットを共に受け入れて同伴避難を可能にしてくれたお話は
有名だと思います。
その後竜之介動物病院さんはTNRを実施したり、その後も活躍されていますね。



で、ここからが問題なんです。

じゃぁウチの避難所は同伴避難可能なの?それとも同行避難可能なの?どっちかしら?って。

正直、どこに避難するかは決まっていても
そこが同伴避難可能なのか同行避難までなのかは明らかにされていませんよね。



茅ヶ崎市内で災害対策地区防災拠点(避難所)になっているのは下記の通り。
詳しくは茅ヶ崎市HPを参照

※地区防災拠点の役割
1.水、食糧、救援物資などの配布
2.被災状況、安全安心情報の提供、生活情報の提供
3.家族の安否確認
4.災害時の避難場所(一時的な生活場所、以下「避難所」といいます。)

※避難所に来られる方は次のような方々です。
1.住宅が被害を受け、居住の場を失った方
2.災害により、現に被害を受けるおそれがある方
3.地域外から来て、帰宅することが困難な方
4.その他、災害により生活の自立が困難な方

※地区防災拠点のうち中学校は、医療救護所も兼ねた地区防災拠点となります
茅ヶ崎小学校
鶴嶺小学校
松林小学校
西浜小学校
小出小学校
松浪小学校
梅田小学校
香川小学校
浜須賀小学校
鶴が台小学校
柳島小学校
小和田小学校
円蔵小学校
今宿小学校
室田小学校
東海岸小学校
浜之郷小学校
緑が浜小学校
汐見台小学校
第一中学校
鶴嶺中学校
松林中学校
西浜中学校
松浪中学校
梅田中学校
鶴が台中学校
浜須賀中学校
北陽中学校
中島中学校
円蔵中学校
赤羽根中学校
萩園中学校


すべての市民が小中学校に入ることは出来ないと思います。
公民館等も避難所になることが考えられますが
じゃぁそこにウチのペットたち連れて行っていいのかしら・・・

そう思う人は多く居ると思います。

災害はいつ、起こるかわからない。
茅ヶ崎市内の24万人が常に茅ヶ崎市内にいるわけでもなく
平日の日中は市外に働きに出ている人も多いわけで
もし平日の日中に災害が起これば
ペットはお家でお留守番になるわけですから
避難所に避難することはできませんし
同行避難だとか同伴避難とか言ってる場合じゃなく
帰宅難民になっている飼い主さんが多くなることも考えられます。

ちなみに東日本大震災の時、私は帰宅難民になっていて
会社でずーっと放置プレイされておりました(涙)
電車止まってるし、車持ってる社員はいつのまにか帰ってるし、
夜中にやっと他の支店の事務員さんの車でお家に帰れました。

あの時自分の住む場所が
津波被害にあっていなくて
家屋倒壊も無くて
なんだかんだで無事に帰る場所があった。
そして家族もみんな無事で犬や猫たちも元気にしていた。
その偶然にもラッキーな状況だったから
すぐにいつもの生活に戻れたわけですが
被災地はそうじゃない。

逃げる事で精一杯。
津波で家や家族を失った人が多く存在しました。

仕事先から避難所へ行った人
自宅から避難所へ避難した人
この違いがペットたちの命を左右させたことになった方々も多くいたかもしれません。

茅ヶ崎市に住んでいて、茅ヶ崎市内で働いている人はおよそ4万人(2010年データ)。
茅ヶ崎市外で働いている人はおよそ6万2千人(2010年データ)。
労働力人口は11万3千人(2010年データ)。

そのうちどのくらいの数の人がどうぶつを飼っているのか。
茅ヶ崎市内の犬で登録されているのは1万4千425匹です。
これは実際に飼養されている市内の犬の半分位の数字だと思っていただいた方が良いそうで
登録されていない犬を合わせると
大体3万匹の犬がいると思われます。

その3万匹の犬を同伴避難させたらどうなるか。
そして無事に避難させることが出来るのか。

猫についてはデータが無いです。
登録義務が無いので。

ただ、飼い主不明猫を含めると明らかに猫の方が多く茅ヶ崎市内には存在していると思います。
だからといってじゃぁ何万匹いるんだろうかと数えることが出来ていないので
正確な数字はありません。

共働き世帯も増えて
日中お留守番している犬猫の数は結構な数だと思います。

飼い主が自宅に居ることを前提として
一緒に避難する。
それはどこも可能であり
全国統一で同行避難は可能だと思っていいと思います。
むしろ同行避難をしてくださいと環境省は言っています。


でも同伴避難はムリなところが多くて
避難所の中までは一緒に入れない。

災害発生から72時間以降に神奈川県で
神奈川県による仮設動物救護センターが開設されることになっています。
それまでの間は自分の家族は自分で守るそれしかありません。

茅ヶ崎市では平成25年に災害時における動物救護活動に関する協定
を茅ヶ崎寒川獣医師会と締結しています。
この仮設動物救護センターが開設されるまでの間
茅ヶ崎寒川獣医師会が下記の通りの対応をすることになっています。


本市は、市内で大規模災害が発生した場合、被災した犬、猫その他小動物の収容や
治療等の救護活動を図るため、茅ヶ崎寒川獣医師会と災害時における動物救護活動に関する協定を締結いたしました。

【協定の主な内容】
1 対象とする動物: 被災地域内で明らかに救護が必要と認められる犬、猫その他小動物
2 茅ヶ崎寒川獣医師会の活動内容
(1)対象動物の収容、保管、治療、管理及び死亡の確認
(2)被災による所有者不明動物に関する情報提供
(3)災害時避難所における動物の健康相談並びにこれに対する指導及び助言
(4)災害時避難所における動物に関する公衆衛生上の管理及び指導
(5)その他、必要な動物救護活動

3 救援物資等の確保
 茅ヶ崎市及び茅ヶ崎寒川獣医師会は、動物救護活動に必要となる物資等の備蓄及び保管に努める

4 協力要請等の期間
 原則として、神奈川県による仮設動物救護センターが設置されるまで(発災後72時間後を想定)


しかしその細かい内容は明らかにされていません。
決まってないのか、決まっていても公表していないのかは不明です。

同伴避難が出来なくても同行避難は出来た。
でも避難所では犬猫たちを確保できるスペースは用意されていない。
獣医師会が受け入れてくれるの?じゃぁどこに連れて行けばいい?!ってなっても
どこに連れて行けばいいのかはわからない。
ただ茅ヶ崎寒川獣医師会会員の動物病院に連れて行ってみて受け入れをしてもらえる可能性はあるってことなんでしょうかね?

茅ヶ崎寒川獣医師会会員の動物病院はどこ?
どこにつれていけばいいの?!ってなっちゃうわけですから
やっぱり自分の家族であるペットたちは
自分の力でなんとか守っていくしかないと思います。


大規模災害時、多くの愛護団体が受け入れをしてくれる準備を整えてくれています。
犬猫みなしご救援隊さんは無償で預かってくださっていました。
茨城の水害の際には茨城の団体CAPINさんが受け入れをしてくださっていました。
熊本の震災のときは熊本のドッグレスキューさんが受け入れをしてくださっていました。
他の団体さんも受け入れしますよって情報を流していました。

でも実際に現地では携帯やスマホの充電が出来ない、
テレビやラジオからの情報は人間用の情報しか流れない
安否確認のための衛星電話は長い列。
犬猫のための対応は二の次になってしまっています。

また茅ヶ崎寒川獣医師会で受け入れ予定だった病院が倒壊していたら受け入れも出来ないでしょうし・・・
獣医さんたちもまた、被災者になっていることも考えられます。


とにかく県の仮設動物救護センターが開設されるまでの72時間を耐えることが出来る準備は
常日頃から行っておく必要があると思います。



茅ヶ崎は津波の被害よりも火災の被害のほうが心配で
大雨による浸水も被害が多く
市町村によって震災といってもその災害レベルも内容も変わってくると思います。

自分の家族を守るために
自分の住む街がどういった災害が発生しやすいのか
予め知っておくこと、またそのための準備をしておくことを頭に入れておいていただきたいです。

色々な条件の下で家族を守って行かねばならないのは皆同じ。
ただ一つだけ言えるのは
同行避難(一緒に避難所まで逃げる)ことを優先してください。
一緒に逃げるのです。
置いていかないでください。

一緒に逃げられる状況にある方は
とにかく一緒に避難してください。

そして市外の職場にいて被災された場合
帰宅困難な状況にある場合は
最寄りの愛護団体にレスキュー要請をしてみてください。

そして何よりも
日頃から迷子札つきの首輪の着用、マイクロチップの装着をしてあげてください。
これによって万が一災害時に離ればなれになってしまった、脱走してしまった、迷子にしてしまった場合でも
誰かに保護されて飼い主さんのところに戻るための確立をUPさせることはできます。

飼い主として出来る事。
迷子札つきの首輪の着用とマイクロチップの装着。
そして災害時受け入れをしてくれる愛護団体の連絡先の確保。
一緒に逃げる事。
フードや水、ペットシート等いつも使っているものを常にストックして避難袋に入れておく。
もちろんキャリーバッグも常備させておく。
いつも飲まないといけない薬がある場合はそれもストック!
(心臓の薬だったり・・・)
これだけでも家族を救うために大きな差が出てくるのです。


市は人間を守るだけでも大変で
職員全員が動きます。
そしてその職員もまた被災者になっています。

犬や猫たちの事を考えてあげられる、守ってあげられるのは飼い主さん自身です。
自分でまずは救うための知識とグッズを用意してあげる事。
そこが出来ればその先は時間と共に愛護団体や行政が動けるようになります。
大事な家族を守るために。

自分で家族を守る意識をもってください。

CCPでは我が家及び一時預かりさん宅が無事に利用できる状態であれば
受入も考えていますが、多分現実的に無理だろうと思います。
スペースが確保できていないのです。
保護猫たちが入るお部屋しか部屋が無い。
2階建て1階部分なので家屋倒壊になっていれば
まず無理でしょう・・・
実家での受け入れも
多分無理だと思います。
液状化になる地区だからです。

ただし失踪猫たちを捕獲したり捜索するための活動は可能です。
私たちが無事であれば
行方不明になってしまった猫たちを捜索したり捕獲する協力は出来ます。
でも私が死んでいたらできません・・・
メンバーさんたちが無時だったら・・・動いてくれると思います。
でもみんな被災者になっています。
だからあの子を優先とか走いうのは出来ませんが
私がもし生きていたら
かならず動きます。
でも被災動物の受け入れは出来ないと思います。
出来ないと思っていていただいた方が良いです。
もちろん犬猫みなしご救援隊さんに依頼をかけることはします。
一番信頼できる受入団体さんは犬猫みなしご救援隊さんなので・・・


とにかく生きるために
家族を守るために
一緒に避難してください。

一緒に避難さえできれば
まずは避難所まで逃げることが出来れば
その先はなんとかなります。
生きていなければその先は何もないのです。

生きることに必死になってください。
家族と共に生きる事を優先してください。

同行避難をしてください!!
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