Chigasaki Cat's Protect

茅ヶ崎市内限定で活動している猫専門保護団体です。茅ヶ崎市と飼い主不明猫対策として協働事業を行っております。茅ヶ崎に住む野良猫のTNR活動(捕獲→不妊・去勢手術→リリース)及び保護した猫たちの里親探し、猫飼育に関する啓発活動を行っています。 2011年6月活動開始。 茅ヶ崎の野良猫達を守ろう・見守ろう・増やさない。依頼などはchigasakicatprotect@yahoo.co.jpまで。

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7/7実施 NG地区 T邸⑤  TNR実施報告 白キジ斑 成猫 メス 【管:2017-0079】 【どうぶつ基金NO.0911】手術費用依頼主負担

2017/7/7実施報告

実は一番最初に捕獲器に入ったのが
このお母さんと息子さんでした。
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ママーこわいよぉ。。。って顔のキジトラ君と
あららら・・・ここはどこかしら???って不安な顔したお母さん。
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お母さんは白キジ斑と判別していますが
実際のところキジ斑とは言えない・・・なんとも不思議な柄なので
なんて表記したらいいのかかなり悩みました。
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尻尾だけ見たら三毛だし、
顔だけ見たらキジだし
背中をみると・・・グレーっぽいし。
かといってグレーでもなく茶系にも見えて
やっぱり三毛にしようか・・・とか思ったんだけど
現場では顔で判別することが多いので
顔だけの事を考えよう・・・ってことで結局白キジ斑になりました。
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リリース時、一生懸命息子ちゃんを守ろうとしてるように見えました。
でもそうじゃなくて
もう早く逃げ出したいって感じで
捕獲器オープンしたら
一目散に走って行ってしまいました。
息子さん(キジトラ)は取り残され
あれ!?
ママ?!まま?!ドコイッタ?!

お母さんはある程度ダッシュして
深呼吸してこちらを見てましたが
このお母さん、実は左の卵巣嚢腫になっていました。
手術で取り切れてよかったです。
最近現場数が増えたと言っても
以前はこんなに子宮異常や卵巣異常が見つかることなんてありませんでした。
この数年の間に何があったのか。
子宮異常、卵巣異常の子が途端に増えました。
TNR数が増えたからという理由も考えられますが
早期に手術してあげられてれば
食い止められたはずの病気の子も多いです。

発情が起こるたびに卵巣は活発に活動するんですが
卵巣から出るホルモンはさらに卵巣を活発化させるため、
何度も発情を繰り返していると過剰にホルモンが分泌されることがあるそうで
その結果、卵巣の異常が出てくるわけですね。

つまり早期手術をしてあげられてたらこの子は発情のストレスも
妊娠・出産のストレスも経験することなく
また卵巣嚢腫になることも無かったわけです。

外猫さん、飼い猫さん共に
避妊・去勢手術をするなんて!野生の生き物にメスを入れるなんて!と
TNRや避妊・去勢手術に反対する方も今も多いです。
しかし
手術しない=繁殖制限をしない=猫がふえる=母猫や父猫のストレスや健康面を損なう恐れが増加する
つまり
痛い、苦しい、つらい、を経験するのは猫自身なので
人間の勝手な思い込みで繁殖制限を施さない事によって
結果的に避妊去勢手術よりも辛い思い、痛い思いをさせてしまうことに繋がるわけです。

自然の摂理に反するという方もいらっしゃいますが
出産の痛み、育児の大変さ、発情のストレス、すべてを経験するのは猫自身です。
人間ではわからない事を沢山抱えるのも猫自身です。

育児で痩せ細っている外猫のお母さん猫を見るたびに思います。
もう育児の辛さから解放させてあげたいって。
自分の為だけに生きてほしいって何度も思います。

仔猫たちもボロボロなお母さんのおっぱいを
必死に吸いますし
必死に吸えば吸うほど
お母さんのおっぱいは痛みます。
そして子猫同士でもパワーバランスがありますから
弱い子程育たない。
そして生まれてきたのに命尽きてしまう。

猫が多産な意味は
多く生んで少しでも生きる子を増やすためです。
つまり人間とは違い
多く生む=子猫が死ぬリスクを考えての多産なのです。

せっかく生まれても
弱ければ死にます。

そうやって自然の摂理だのなんだの言われても
沢山の苦しんできた猫たちを見てきた私にとって
意味もなく出産を繰り返させる人間こそが虐待だと思ってしまいます。

産ませるだけ産ませて
可愛い時期だけ餌をやり
可愛い時期だけ可愛がって
ある程度の月齢になると給餌を止めて猫を殺す。

そんなやりかたをしている人は今でもいますし
地方では仔猫が生まれると川に投げ捨てて殺します。
それは今でも行われている事。

仔猫を奪われた母猫は
またすぐ発情をして妊娠・出産をします。

そんなやり方じゃ生まれた意味を持たない命って何?って思ってしまうし
お母さん猫も何度も必死に命がけで産んだ子を奪われて苦しい思いをして産み落とした命を
殺される・・・なんて理不尽な世の中なのだろうと
きっと感じているはずです。

せっかく生まれた命ですから。
その命が穏やかに暮らせるように
人間がバースコントロールをしてあげることは
とても重要で
年間殺処分数の8割を占める赤ちゃん猫たちの数をもっともっと減らせるはずなのです。

幸いにもこの現場の給餌者さんは
避妊手術を希望して依頼をしてくださいました。
どうぶつ基金のチケットを使って、
不足分は自己負担で対応してくださいました。
仔猫が1匹足りない・・・カラスに取られた?!と心配されていましたが
このお母さんと共に捕まっていたので
足りないんじゃなくてちゃんと全員捕獲出来ていました。
お家の敷地にはワンちゃんもいますし
動物が大好きな御家族なんだろうと思います。
こうしてTNRされてバースコントロールされた猫たちは
自分たちの為だけに生きることが出来て
あとは給仕者さんがご飯をしっかり与えて
彼らの命を見守っていくこと。
それで十分だと思います。
この現場の不幸の連鎖はこれで食い止められました。
カラスの犠牲になる子猫も
もう出ません。

お母さん猫も
もう出産や育児にほんろうされなくて済みます。

ノンビリと
ゆっくりと
家族みんなで過ごしてほしいなと思います。
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キジ白斑 メス 成猫 (母猫) 避妊手術済み フロントライン済み 耳カット済み
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| 2017年度 どうぶつ基金【行政枠】 | 22:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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