Chigasaki Cat's Protect

茅ヶ崎市内限定で活動している猫専門保護団体です。茅ヶ崎市と飼い主不明猫対策として協働事業を行っております。茅ヶ崎に住む野良猫のTNR活動(捕獲→不妊・去勢手術→リリース)及び保護した猫たちの里親探し、猫飼育に関する啓発活動を行っています。 2011年6月活動開始。 茅ヶ崎の野良猫達を守ろう・見守ろう・増やさない。依頼などはchigasakicatprotect@yahoo.co.jpまで。

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9/2実施 K地区K邸③ TNR実施報告 白三毛 成猫 メス  【管:2017-0122】【どうぶつ基金NO.01638】

2017/9/2実施報告


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8月24日の捕獲で
首輪付の猫だったため
飼い主探しで28日に保健所が相当な広範囲にわたりポスティングをしましたが
飼い主の名乗り出が無かったためTNRになったコウタのママ。

24日から9月1日までずっと
共に過ごしていました。

フロントラインとドロンタールのみ実施して
飼い主が名乗り出るのを待ちました。
ずーっと待ちました。

でも誰も名乗り出ませんでした。
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とっても人馴れしていて
とってもヨイコで
とってもお行儀の良い賢いママです。

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10日間も一緒にいたから
情もわきますし
色々な思いが出てくるわけです。

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情がわかないように・・・
出来るだけ接しないようにしながらも
お腹の赤ちゃんがどうなっているのか
毎日確認・・・
胎動を感じることも無くて
お腹に何匹入ってるのかもわからなくて
初産じゃないから5匹入ってるとしたら
まだ生まれない。
でも3匹位しか入ってないとすれば・・・もう何時生まれてもおかしくない。

出産のタイミングが
ちょっとでもズレたら
赤ちゃんは堕胎になる。
もしちょっとでもタイミングがズレたら
赤ちゃんは産声を上げることが出来る。

時間との勝負でした・・・

レントゲンを撮影すると
胎児数はわかります。
でもその費用をねん出するわけにはいきません。(協働事業枠なので)

ごめんね、って思いながらお腹をさすり
9月2日を迎えました。
前日の夜からご飯はヌキにして
朝からは水もご飯も無し。
朝病院に搬送しました。

その間、ただただ・・心の痛みがありました。

お迎えにいったら
妊娠後期では無く終期でしたって言われました。

そう。
もういつうまれてもおかしくなかった。

胎児は3匹だったんです。

茶白の子。
白茶斑の子。
黒白の子。

この3匹の命を奪う事になりました。

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病院から帰ってきて
ケージに入れて
お母さんはお腹すいたーって言いました。
でも10時位まではご飯はダメだからね。もうちょっと我慢してねーっていったら
ゴロンって寝ました。
堕胎になることで
お母さんは悲しい気持ちになったかな。
私はとっても悲しかった。
先生だって病院の看護師さんたちだって
辛い手術をしたことになります。

堕胎してもらって産む痛みを経験しなくてすんだわー!ありがとう!なんて言う猫が居るんだろうか。

胎動を感じなかったのは
赤ちゃんは自分たちの運命を知ってたからなのかな・・・
ここで動いたらオバチャン、無理して産ませようとか思っちゃうから
大人しくしとこー!って思ったのかな。
まさかそんなわけもなく。

胎動を感じることも無かった赤ちゃんたちが私の手に乗った時には
既に冷たくなった姿でした。

産ませられるなら
産声を上げさせてあげたかった。
でもそれが出来ない。
飼い主は※邸だとほぼ確定しているのに
名乗り出ることも無く
接触を拒んでいます。

9月2日の夜、
麻酔も完全に抜けているので
ご馳走をあげました。
モリモリ食べて
明日リリース時元気にリリース出来るようにと思って。

物凄い悲しかった。
ものすごい悔しかった。
ものすんごい・・・苦しかった。

8月24日の時点でリリースしてたとしたら
コウタのママはきっと出産してたかもしれない。

それが良い事なのか
悪い事なのか
すべて人間都合です。

すべてが人間の都合なんです。
TNRするのだって
人間の都合です。

コウタのママは
リリースしにいったら
サーっとキャリーから出て
コウタとママをはじめて見つけた場所にピタっと止まりこちらを見ました。

「ここに戻ってイイの?」って顔をしてる。
もうバイバイでいいの?って顔をしてる。

私どうしたらいい?って顔をしてる。

そして一緒にリリースしたブラックスモークの子も
一緒になった時に
2人してこっちを見て
なにか言いたげな感じで・・

「ばいばい・・・」っていったら
2人して裏に消えていきました。

首輪は外しました。
もし新しい首輪が装着された場合は
また連絡を頂けるように給餌者さんにお願いしました。

この子は※邸で飼われていたはず。
それでもパワーバランスが崩れて
今の給餌者さん宅に来た。
今の給餌者さん宅には他に猫を飼っていて
その子は※邸で生まれた子。
※邸で生まれた子が来るようになってしまったから
お家の子として飼うことにした。
ちゃんと避妊手術もして首輪もしてます。
そしたら※邸からこのコウタのママが来て
仔猫を連れてきて最初は3匹いたのが
結局1匹になってしまった。
不備にに思った給餌者さんが
コウタを保護してくれて
CCPで受け入れをすることになった。

本来ならコウタを保護した時点で
お母さん猫はTNRをする必要がある。

でも首輪をしている。
給餌者さんが付けたものでは無く
最初から付けられていた首輪。

この首輪があるがゆえに
スムーズなTNRが出来ず
お母さんは再度妊娠。
そして出産ギリギリで堕胎という
一番辛い選択をすることしかできなかった。

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この首輪のせいで
お母さんは辛い手術になった。
関わった多くの人が
辛い気持ちになった。
そして赤ちゃんたちは
産声を上げることなく
今白峰寺に居ます。
4日に合同火葬です。


本当なら保護して里親探しをしたかった。
正直TNRなんてしたくない子でした。
とても良い子で
甘えん坊で
外猫として生きる道じゃなく家猫として幸せになれるはずの子だから。
でも今年は満員御礼どころかキャパオーバー。
譲渡率の低い成猫を保護することが出来る状態では無く
TNRしか出来ない状態でした。

とてつもなく悔しい現場です。

まだこの首輪と同じ首輪をしたキジ白のメスが5カ月位の子猫3匹を連れながら
自身も妊娠してる状態で
現場に残っています。
でも捕獲が出来ません。

捕獲器設置してもお腹すいてないから捕獲出来ないのです。
他にもまだメス猫でアメショ系のキジ白が捕獲出来てない。
まだまだ終わってない現場です。

でも※邸の人たちが
全然協力してくれない。

協力というより飼い主としての責任を全うしてくれない。

だからこうやって
ご近所の人たちや
私たちが必死にやっても
振出しに戻るんだろうと思います。

メス2匹も現場に残ってて
更に3匹も5カ月の子がいたら
あと半年後にはまた振出しに戻ってると思います。

なんとかしたいけど
まだ先には進めません・・・

給餌者さんにコウタのママは託しました。
あとはゆっくりと
給餌者さん宅で過ごしてほしい。。。
そして仲良しのブラックスモークの子と一緒に。
仲良くノンビリと穏やかに生活できますように・・・

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白三毛 メス 成猫 避妊手術済み(妊娠終期堕胎) フロントライン、耳カット、ドロンタール済み
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