【NO.001029】 平成25年9月分どうぶつ基金さくら猫不妊手術事業③ 9/28実施TNR報告
【チケットNO.001029】
H団地 成猫 オス 茶白(片目無し)
以前からTNR依頼を受けて捕獲のチャレンジをしていましたが
なんともビビリな僕ちゃんなので捕獲器に警戒してなかなか入ってもらえず
仕方なくしばらくの間捕獲器に慣れてもらうために設置継続をして給餌をしてもらっていました。
やっと捕獲器にも慣れてくれて今回捕獲完了!となりました。
片目が無い子で、お世話をしてくれている方は『人為的な虐待で失ったのかも』って不安がっていましたが
これは風邪等で眼球が溶けてしまったように見えました。
とても大柄で気の強い子かと思いきや
とても繊細で大人しくて気の弱い子みたいです・・・
一声も出さずジーっとしてくれていました。
見えている片目だけで今まで生きてきたこの子は
他の子よりも神経質な面が強いと思います。
いつから目が無くなってしまったのかは分かりませんが、
小さい頃の風邪で溶けて消えてしまう子は結構おおいですし
猫同士の喧嘩傷が原因の場合もあります。
外猫として生きるには毎日とても大変です。
ご飯を食べるにも、ほかの猫との戦いもありますし
給餌者がご飯を与えなくなることもあります。
頼りにしている給仕者が引越しして置き去りにされれば
新たな餌場を求めて彷徨って
その間に交通事故で命を失う子もいますし
餓死してしまう子もいます。
寒さを乗り越えられず命を落としてしまう子もいます。。。
この子の元を辿れば不妊手術されていない飼い猫が捨てられたことで
繁殖してどんどん子孫が増えてしまったことが原因。
遺棄されなければこういった不幸な子は増えませんし
不妊手術さえ出来ていればこれ以上増えることはありません。
どうか飼い猫さんへの不妊手術の徹底をお願いしたいと思いますし
飼い猫さんは完全室内飼育をお願いしたいです。
交通事故で亡くなる子、喧嘩傷が原因で亡くなる子、
病気で亡くなる子色々いますが、
外での生活に安全の保証はありません。
この子はリリースになりますが
給餌者さんが責任もってお世話をしてくれることになっています。
もう1匹メスもいたのですが寄り付かなくなり
別のオスもたまに来ていたりと
野良猫が多い現場なのでこれからもこの現場には何度も立入が必要です。
この現場は無責任な給餌者が多く、TNRにたいしての理解もなかなか得られません。
でも一人でも協力してくださる方がいれば
少しずつですがTNRは進めていくことができます。
頭数が多いので我々も出来る限り協力できるように
こうしてチケットを使ってでもTNRをしてもらいたいと願っています。
「私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。 今回茅ヶ崎市内のさくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、
公益財団法人どうぶつ基金から9月分は3頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。
公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。」
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