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Chigasaki Cat's Protect(チガサキ キャッツ プロテクト)

茅ヶ崎市内限定で活動している猫専門保護団体です。茅ヶ崎市と飼い主不明猫対策として協働事業を行っております。茅ヶ崎に住む野良猫のTNR活動(捕獲→不妊・去勢手術→リリース)及び保護した猫たちの里親探し、猫飼育に関する啓発活動を行っています。 2011年6月活動開始。 茅ヶ崎の野良猫達を守ろう・見守ろう・増やさない。依頼などはchigasakicatprotect@yahoo.co.jpまで。

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神奈川県動物保護センターからのデータについて  2/16UP

2/16情報UP

2週連続でこの大雪・・・
皆様怪我などしていませんでしょうか・・・?

私は今回の大雪で
現場対応も悪戦苦闘・・・
幸せ探し会は中止・・・

厄日?!厄年?!とか色々考えながらも
まぁ・・・しょうがない。。。
なんとかしよう。。。ということで
今回息子と一緒に雪だるま作ったりカマクラ作ったり・・・
雪かきと一緒に色々と作りましたが
お陰さまで筋肉痛が凄いことになっております。。。

そんな筋肉痛も治まる頃に
また雪が降るかも知れないという情報が・・・
今週水曜日あたりにまた雪が降るかもしれないんですね・・・

もうオナカイッパイですから
雪はイイです。。ご馳走様でございます。

春の日差しが欲しい今日この頃です。。


さて。
本日はあるデータを見ていただきたくて記事をUP致しました。


これは神奈川県動物保護センターのデータです。
センターに収容された犬猫の殺処分数です。
犬・猫殺処分数
ご覧の通り、猫の殺処分数は相変わらず多いです・・・
まだ1000匹以上の猫たちが殺処分されています。

茅ケ崎市を管轄している神奈川県動物保護センターは
横浜市・川崎市・相模原市・横須賀市・藤沢市以外の市町村を管轄しており
この5市を除いた28市町村の犬猫に関するデータになります。

下の表は28市町村別の収容数です。
神奈川県動物保護センター管轄内平成24~25年度所有者不明猫収容匹数
ご覧の通り、平成24年度では981匹、平成25年度では962匹。
そのうち茅ケ崎は平成24年度で63匹、平成25年度では38匹と、
前年度より25匹減少させることが出来ました。
これがTNRや保護によるものなのか、
明らかなデータが出ていませんが・・・
願うならばTNRと保護の結果で減少した数値となっていればいいなぁと
感じています。

しかしまだ30匹以上の猫が収容された事実は
まだまだCCPの踏ん張りやパワーが足りない証かなと・・・

これをゼロにするために
まだまだ改善する部分もありますし
努力をさらにUPさせる必要もあります。

平成26年度は茅ケ崎市と協働事業が開始されます。
この結果が26年度の収容匹数に反映されますので
TNRという活動が効果的なものなのかが
改めて判断材料として利用できるものとなるかな・・・と。。。

神奈川県動物保護センター管轄内平成24年度所有者不明猫収容匹数上位10市町村
↑は平成24年度のデータです。
↓は平成25年度のデータです。
厚木や秦野、小田原等はその広さ故に100匹を越えた数の猫たちが収容されていますね・・・
広さが原因なのか、それとも飼育感覚が原因なのか・・・
色々な要素があるかと思いますがやはり3桁というのは・・・
神奈川県動物保護センター管轄内平成25年度所有者不明猫収容匹数上位10市町村
特に厚木は2年連続3桁です。
厚木に大きなボランティア団体さんは無いのかな・・・
行政は何も手を出してないのかな・・・


さて。次のデータですが・・・

飼えなくなった犬・猫の引き取り頭(匹)数
飼えなくなった犬猫の引き取り頭数のデータ。
このうち、茅ケ崎市では平成24年度は11匹、平成25年度は0匹でした。
厚木や平塚、小田原、伊勢原等は飛びぬけて飼主持込数が多いです。。。


今回この記事をUPしたのは理由があります。

我々現場TNR・保護を行うボランティアがどんなに頑張ったとしても、
センター引き出しボランティアさんがどんなに頑張ったとしても
根本的に飼主さんの「意識」が変わらなければ
我々は尻拭いをし続けるしかありません。

無責任な飼主、無責任な給餌者を限りなくゼロにすることが
こういった収容匹数を限りなくゼロに近づけられるのだと思います。

そのためには何が必要なのか。

「無関心」を「関心」に変え、
そして「知る」という事で大きく目線を変える事が出来ます。


あなたのお友達に教えてあげてくださいね。

この数値、センター発行資料から抜粋したものです。
不幸な命を救うには
無責任な飼主や給餌者を減らす事が一番大事なことで
遺棄・虐待は犯罪行為であること
そして家族にした動物たちを「最期」まで共に過ごす覚悟をもってから
家族に迎える覚悟を・・・

昨年末あたりから
センター収容猫さんのうち、シニア猫さんの収容が急激に増えています。
10歳、15歳、20歳・・・こんな高齢猫さんたちばかり・・・
何故?あと数年しか生きれない命をどうして??
あと少しだけなんだから一緒にすごせませんか?
10年以上一緒に暮らした家族を
どうして手放すんですか???

引き出しボランティアさんたちの努力があって
なんとか生きることが出来ている子も居ますが
数匹はセンターで息を引き取りました・・・
寒い中、家族も誰も居ない空間で
知らない人と、知らない場所・・・
寂しさと不安だけしかない空間で最期を迎える命たちを
救えるのは、飼主さんだけでしょ・・・

まだ目の開いていない乳飲み子と
シニア猫さんの収容・・・

どうか、知識を得てから動物を家族に迎えてくださいね。
それが結果的に不幸な命を減らせるのです。

どんなにボランティアや行政が頑張ったって
その蛇口が最大限に開いたままじゃ
何も変わらないし何も変えられない。
蛇口を閉めることが一番重要です。


上記にUPしたデータは
あくまでも数値。

数として見るには
単純すぎる数値かもしれません。
でもその1つ1つの数値は
暖かくて優しくて人間を信じて生きてきた動物たちの命の数です。
そして無責任な人間が生み出し最期の時をセンターで終わらせる事になった命ひとつひとつの数です。

殺されるために生まれてきた命は無い・・・
みんな生きるために生まれてきたんだから・・・




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