Chigasaki Cat's Protect

茅ヶ崎市内限定で活動している猫専門保護団体です。茅ヶ崎市と飼い主不明猫対策として協働事業を行っております。茅ヶ崎に住む野良猫のTNR活動(捕獲→不妊・去勢手術→リリース)及び保護した猫たちの里親探し、猫飼育に関する啓発活動を行っています。 2011年6月活動開始。 茅ヶ崎の野良猫達を守ろう・見守ろう・増やさない。依頼などはchigasakicatprotect@yahoo.co.jpまで。

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4/12実施 H地区TNR報告① 4/18情報UP

【協働事業枠】H地区 4/12TNR実施報告

こちらの現場はCCP立ち上げ当初から相談があり、
現場視察を繰り返し、行政も現場対応を色々としてきた現場で
今回協働事業対象地区として対応開始いたしました。
まだ始まったばかりの現場ですが5月中にすべての猫たちのTNRが完了できるように
準備しているところです。

3月29日に給餌者と現地ボランティアさんとの打ち合わせおよび話し合いを行いました。

私が初めて現場入りしたのは2年ほど前だったと思います。

糞尿被害が出ていて近隣からの相談で現場の状況を知りました。
すでに某病院がTNRをしているという話でしたが
実際には数匹のみ実施しており、ほかの子たちは実施されていなかったようです。

TNRしたり、自宅内で飼ったりして対応されていたようですが
追いついておらず、また置き餌の影響で給餌者ご本人が気づいていない猫たちも
俳諧していると思われます。

打ち合わせ時に現場をチラっと見たらおなかの大きな三毛が1匹。
あと2週間程度で出産するであろうお腹をしていました。
そして白ベースにキジ斑の子も妊娠して40日は経過したであろうお腹をしていました。
ほかにもオス猫が昼寝していました・・・

大至急TNRするべき対象猫は2匹のメスです。

しかし給餌者本人は産ませたいと・・・。

産ませるなら、TNRもご自身でするべきだと私は思っています。
大事な税金を使って対応するのですから・・・

自宅内に10匹前後の猫を飼っていて(外猫たちを家の中に入れて飼っている状態)
更に外にも10匹前後の猫たちがいて給餌されていました。

家の中の子たちをお世話するだけでもご自身では対応しきれていないのに
更に外猫たちの世話も含めて20匹前後の猫たちの世話というのは
非常に大変なものです。
しかし給餌者はご高齢の女性です。

息子さんが今はお世話をしてくださっているようですが
お仕事をしながらこれだけの数の猫たちの世話はとても大変だと思います。

ボランティアさんの力、息子さんの力を借りなければ
すべての猫たちの世話ができない状況で
更に子猫を産ませて増やしてしまうとなると
現実的に更に自分たちを追い込む形になりますし
近隣住民の糞尿被害レベルも更に上がってしまいます。

今いる猫たちの数をすべて把握できていない(ご本人たちは把握しているとおっしゃっていますが)のに
もし妊娠猫たちを外で産ませたら、これは取り残し(TNRしきれない子)が出てしまいます。
そうするとまた増えて・・・結局また増えてしまうのです。
だから今把握しているメス猫からは産ませないようにしなければなりません。

しかしご本人の考え方は曲げられず・・・

猫についての基本的な知識もあまりお持ちでない状況だと私は判断しましたが
ご自身は20年近く猫たちを世話してきて知ってるとおっしゃる。
知識が無く世話をしているわけではないとおっしゃる。

それはわかります。20年も世話してれば少しはわかるでしょう。
でもわかるならばここまで増やさなかったハズ。

「生理が来たらそろそろ手術ねって話をしてたのよ。」っておっしゃられたときに
私はビックリしました。

猫は生理が無い動物なので・・・

猫は交尾排卵なので生理がありません。
交尾の刺激で排卵するので生理は無いのです。

しかし「生理はあるわよ?私は今まで十数年そうやって生理がきたらそろそろ危ないから手術しましょうねっていって手術してきたわ」っておっしゃる。

それは泌尿器系や子宮系に疾患があるからでは??って思ったけれども
多分給餌者からすれば孫みたいな年齢にあたる私からの「それは違いますよ」の言葉は
呑み込んでもらえないと判断し・・・

言葉を選ぶのが大変でした・・・

気分を損ねれば話は終わってしまい
TNRすることができませんし
指導することも現場対応することもできなくなる可能性がある。

今このチャンスを逃したら
この近隣の方々の糞尿被害の改善は絶対に無理だし
猫たちもこの状況でまた増えていくことになる。。。

だからこちらから提示したのは
「出産させるのは1匹のみ。それ以外の子についてはすべて堕胎処置します。」

もうすぐ生まれる子を堕胎なんてしたらかわいそうじゃない!っておっしゃる・・・
そのかわいそうな状況を作る前にどうして手術しないんだよ!って私は心の中で叫んでいましたが・・・

要はかわいそうだから、かわいいから、猫は何も悪くないでしょ?
堕胎なんてそんなむごいことできないわよ。うませてあげたいじゃない?っていうご自身の理論があり
今に至っているわけでさんざん行政から指導があっても改善されなかった。
近隣の個人ボランティアさんが間に入っても改善されなかった部分が多く、
ご自身でお世話ができない状況が悪いことだと思ってない人に
何を言っても喧嘩になるだけ・・・

私はこの給餌者と接触する2年前から現場に行って視察したりしていましたが
糞尿が本当にひどいし、現場では脅迫文も確認しています。
(過去に掲載したことがあったような・・・)
また現場猫たちの毒餌による被害も出ています。

つまり、本人が把握していない部分で
かなり近隣住民も猫も被害にあっている現場なのです。

かなり、私自身がこの現場に入るには勇気が要りました。
だって、きっと話をしたら私キレてしまう・・・って思うから・・・

何年も何年も行政の指導やら近隣からのクレームやら
いろいろあったのにもかかわらず
改善された部分があまりにも少なすぎる・・・

糞尿は給餌者が一時自分自身で回収しに回ったりという改善は見られたようですが
今は実施されていないでしょう・・・

高齢の給餌者とその息子さんと現場ボランティアさん。
そして行政とCCP。

これだけの力が合わせられれば
解決できる、改善できる。
だから今はぐっとこらえて環境改善を優先するために
私はあくまでもTNRのために現場入りして捕獲して搬送して
手術してリリースということに徹しようと思いました。

でも。

いざ、TNR当日の朝。

インターフォンを鳴らしたら給餌者が出てきて
捕獲できたか確認したら出来てないとおっしゃる。
だからじゃぁ外にいる子捕獲しますね。って言ったら「きっと居ないわよ~」って。

なぜ積極的に捕獲をしようとしないのだろうか・・・

と思ったんですがひとまずセッティング。
外にいる子で捕獲対象の子は大体把握しているので
いる子だけでも捕まえてTNRしないと進まない・・・

すると前回見た白ベースにキジ斑の子がいる。
チャンスは今しかない。

捕獲器設置。

妊娠猫さんは常におなかがすいています。
出産間際になれば食事をしなくなるので
捕まえるなら今しかない。

で、設置していったん捕獲器から離れて
新たに捕獲器を設置しようとしたら
大柄の茶白が・・・

オデブ具合からするとTNR済みなのでは?って思うサイズでしたが
耳カットが無い。
去勢の有無が分からない。

飼いネコかもしれないけれど首輪の着用もない。

とりあえず茶白をターゲットに捕獲器設置。

すると息子さんが起きてきて初めてお会いしたのでご挨拶。

庭先にセットした捕獲器を確認しに行くと
ターゲットのメスがちゃんと捕獲器に入っていました。
PAP_0003_201404182214503dd.jpg

ホっとしてお腹周りを見るとあと数日か・・・1週間か・・・その程度で産むかもしれない。
最大でも2週間以内には産むお腹だ・・・と感じて
捕まえられてよかったって思ったら
息子さんが「この子もうすぐ出産するから連れて行かないで」っておっしゃる。


その言葉を聞いて私。

なんだろう。

プチって切れた。
ブチじゃない。
プチって。

「これ以上増やしてどうするんですか!」

って言っちゃった。。。。


「この子、出産何回目になります?」って聞いたら2回目だっておっしゃる。

「何度も妊娠、出産させたら子宮もボロボロになるんですよ。出産は命がけなんです!」

って言っちゃった。。。

この現場ではあまりアレやコレや言いたくなかった。
TNRが終わってから指導に入るつもりだった。

でも、やっぱり猫に対する考え方、接し方が、
あまりにも現実的に無理って思った。

現実を見れてないよ・・・・って思ったんです。


今これだけの数の猫たちがいて
その猫たちのことで近隣に迷惑をかけている状態で
きちんと自分自身の力でTNRも保護も出来ないままで
更に財政面でも自力でのTNRは無理な状況で・・・

なのに焦りが全然ないんだもん・・・

もっとどうにかしなきゃってご本人たちが焦りを感じないと
何も改善することなんてできないんです。

結局周りが助けてくれるからって気持ちがあれば
その温泉に浸かってしまって改善なんてできやしない。

何かあれば○○さんが何とかしてくれるわ~とか
何かあれば息子が何とかしてくれるわ~とか
そういう考えでこのまま続けてたら
多頭崩壊する。というか今の時点で私は崩壊しているって認識してるのに!!!って心の中でプチ爆発。

もちろん言葉は選びましたが、
ちょっとプチ切れました。。。。

命を大切に、とか、小さな命を守らないととか
猫なんだから自然に任せてとか
そういうレベルの会話をできる状況に今無いことを本人たちはわかって無いんじゃないのかな・・・って。。。

どんなに経済的に少しゆとりのあるご家庭でも
10匹も猫がいたら時間的にもお世話はとても大変です。
それも一人で世話するなんて言ったら大変。

今いる子たちはまだまだ若いから
この給餌者が本当の意味で自活できなくなる頃には
猫たちだって医療費のかかるお年頃になってしまいます。

その時、じゃぁ誰が世話するの?!ってことわかってらっしゃるのか。。。
すべて息子さんがお世話しなければならない状況に陥るわけでしょ??

今息子さんは仕事しながらこれだけの数の猫たちの世話をして寝る時間も削りながら
あれやこれやとしてるわけで。
なのにこれだけの数の子たちが一気に10年後シニア期に入るんですよ。
そしたらどうなるわけ??
全部息子さんに世話させる気?!って思ったら
給餌者に対しても無責任すぎるって感じたし、
息子さんも産ませてる場合じゃないって思わなきゃ・・・って・・・

のんびりしてる時間は無いんですよ・・・って思ってます。


月末にまた現場入りしますけど
多分その時は捕獲できないと思います。
ご自身での捕獲は無理だと思います。

時間を調整して私たちで現場入りしてサクサク捕獲しないと
永遠にダラダラと現場入りしなければならなくなりそうな感じなので・・・。

一つの現場にTNRだけで入るなら1か月以内。
取り残しがあったとしてもオスのみ。メスの取り残しは絶対にナシ。

そのくらいのペースでも遅いと思うのに
これじゃぁ何年経過しても全匹TNRは無理だわって思ったりもしました・・・・


この現場に対しては私自身、あまり深く関与しないつもりです。
CCPとして入るのはあくまでもTNRだけ。
その後の指導や環境改善は現地ボランティアさんと行政でやることが必要です。
その中でどうしても改善しきれない部分とかがあれば
CCPも一緒になって現場改善のための策を練ったりしますが
それ以外は手を出さないことにしています。

あくまでも協働事業です。

そしてここはあくまでも個人飼育崩壊現場だと私は感じていますから・・・




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| 2014年度【協働事業 TNR実施報告】 | 22:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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