Chigasaki Cat's Protect

茅ヶ崎市内限定で活動している猫専門保護団体です。茅ヶ崎に住む野良猫のTNR活動(捕獲→不妊・去勢手術→リリース)及び保護した猫たちの里親探し、猫飼育に関する啓発活動を行っています。 2011年6月活動開始。 茅ヶ崎の野良猫達を守ろう・見守ろう・増やさない。依頼などはchigasakicatprotect@yahoo.co.jpまで。

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3/22 H地区① TNR実施報告 キジ白 メス 成猫 ~孤独な老人と野良猫を考える~

2016/3/22実施報告

この現場はず~~~~っと時間をかけて
環境保全課の職員さんが
根気よく通い
やっとこさ、TNR実施にこぎつけることが出来た現場です。

近隣からの苦情立ち入りから始まったんですが
給餌者の理解を得られず
TNRの許可すら得られない。

どうしたものか、
強制的にTNRをしちゃうか、
でも強気に出ると給餌はしないと言いだしたり
感情が一定では無い給餌者。

孤独な給餌者です。

高齢者で
家族も居なくなってしまい
一人寂しく生活しています。

最初は自分で飼っていた猫が亡くなり
その子が食べていたご飯が余っていたので
外に居る猫に与え始めたのがきっかけ。

それが増えてしまった。

そういう良くある現場です。
CIMG1620.jpg

一番最初に目撃できた子。
顔を見てすぐメスだとわかる。
妊娠してるとしても初期かな・・・って位のお腹でした。
普通の人が見れば妊娠してるなんて気づかないお腹です。

お腹もそこまで減ってない。
だからがむしゃらに捕獲器に近づくことは無い。
少し警戒しながらも
美味しそうな匂いに釣られて
やっとこさ、捕獲成功。
CIMG1645.jpg
キジ白 メス 成猫
不妊手術(堕胎処置) フロントライン 耳カット済み

胎児は妊娠初期でまだ骨も出来ていない胎児。
6匹居ました。
この6匹が無事に出産されていれば
この現場にはあっという間に・・・っていう話になります。

給餌者は高齢者。
いくら野良猫で短命とはいえ
最期までお世話することは出来ないと思います。

既に耳も遠く、私が何度も玄関をノックしたけど気づいてくれなかった。

環境保全課の指示では
玄関をノックすれば出て来てくれるという事だったのですが
何度ノックしても出てこない。
人の気配はするのに。

インターフォンが無いので
ノックするしかないんですが
どんだけドンドンしてもダメ。
声を出して給餌者の名前を呼んでもダメでした。
気づいてない。

孤独な給餌者にとって
猫は唯一の家族だと思います。

でもその唯一の家族を不幸にさせる行為は
やっぱり許されるものではありません。

大事にしたいなら、家族なら、
ちゃんと不妊手術に協力してもらいたいものです・・・

なんとか許可をもらうことが出来て
現場入り出来たんですが
捕獲時に近所の人たちから声をかけられました。

猫で困ってるんだと…。

猫が悪いんじゃないっていうのはわかっていらっしゃって
増えていくから不安だという事と
糞尿被害がありました。

また新築の住宅地がすぐ目の前にあり
被害が出ておりました。

訴えても
この給餌者は責任を果たすことは出来ないでしょう。
被害にあった人が
泣き寝入りするしかない状況です。

それじゃ猫が悪者になっちゃうよね。

そうならないように
きちんと管理する必要があるんです。

飼い猫なら完全室内飼育。
外猫ならTNR。
そして近所付き合いをしっかりして
トイレの設置をしたりして理解をもらって
外でのお世話をする。
たったそれだけのことで
近隣の人たちの猫への接し方は変わってきます。

猫を守ろうとする優しい気持ちがあるならば
近所の人たちへの気遣いは忘れてはいけません。

茅ヶ崎市内でも高齢者の孤独死が増えてきています。
この給餌者はこのまま孤独を続けるでしょう。
外との接触を極力避けているのです。

孤立した老人を救えるのは
猫じゃないんです。

猫は老人の命を救うことはできません。
買い物にも行けません。
ご飯も作ってくれません。
下の世話も出来ません。
寝たきりになったとしても介護してくれません。

猫は心の中の癒しであるだけで
自分の世話はしてくれません。
むしろ猫の世話をする元気な体が必要です。

だからね、高齢者を孤立化させないためにも
御近所付き合いって本当に大事なんですよ。

この給餌者は存在すら認知されていないレベルの孤独でした。
御近所の人は空家だと思っていたくらいだから。
空家に猫が住み着いているんだと思われていた位。


災害がおきたら
一番近くで助けてくれる存在になる若しくは協力し合って生き延びるには
御近所付き合いをしっかりして良い関係を作っていなければ
いざってときに助け合いなんて出来ません。

災害が起こったら猫は助けてくれません。
むしろ猫たちのほうが
危険を感じて災害時には誰よりも早く逃げているでしょう。
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| 2015年度【協働事業 TNR実施報告】 | 22:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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